2020年11月10日火曜日

ちっちゃい単位「ピクセル」

 

パソコンを勉強しているといろいろな単位に出会います。

今回は「ピクセル」という単位のお話。


ピクセルとは「画素」のことで、コンピューターで画像を扱う時の色情報を持つ最小単位、最小要素。

簡単に言うとパソコンやスマホの画面の一つの点のことです。





「写真の要素」を意味する「picture element」、「写真の細胞」を意味する「picture cell」からの造語とされています。

このピクセルが解像度、つまり画像や動画のきれいさと関係してきます。


動画サイトなどで、360p、480p、720p、1080pなどの数値を見かけたことがあると思います。これが解像度で、たとえば解像度1080pの動画は1980×1080のピクセルで表示されます。

横に1980個、縦に1080個のピクセルが並んでいるということですね。

ちなみに動画の場合の単位「p」は「プログレッシブ」という動画の方式のことではピクセルのことではありません。


画像の解像度となると単位は「dpi(印刷の場合)/ppi(ディスプレイの場合)」となり、1インチ(2.54㎝)にどれだけピクセルが含まれているかを表します。

100dpiだとすると、1インチに100ピクセル並んでいるということです。


数値が大きいほどピクセルが多く含まれるので綺麗に見えます。

しかし解像度が大きいほど容量が増えてしまうので、用途により調節することが必要になります。



話が逸れますが、あのディズニー映画で有名な「ピクサー(pixar)」の由来もこの「ピクセル」なんだとか。


普段あまり意識はしないかもしれませんが、わたしたちの身近にあるちっちゃい単位のお話でした。